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614d1c88 anonymous 2022-11-04 06:21
>>56ffaeb1

ゴータマ・シッダールタは、我(アートマン)と非我(アートマンならざるもの:マインド・肉体・物体)を識別することは説いたが、無我(アートマンの非実在性)は説いていない。それどころか、アートマン(≒セイタン)こそ唯一の実在であるということこそが、ゴータマ・シッダールタの教えの基本である。アートマン(我)とアートマンならざるもの(非我)の識別が、最も重要な識別(分別[ふんべつ])である。パーリ経典(ニカーヤ)の無我論は、最悪の(破壊的)アービトラリーの導入に他ならない。マインドを消去し、解脱/悟りを成就した覚者に残る唯一のものこそ、純粋なアートマン(≒OT)である。パーリ経典(ニカーヤ)においては、五蘊仮和合(ごうんけわごう)なるものが説かれ、そこには、肉体[色]とマインドの構成要素[受・想・行・識]が和合して自我意識という幻想(≒マーヤー)を生み出しており、解脱/悟りによってこの自我意識が瓦解し涅槃に入ると説かれている。だが、そもそも、脳機能を含む肉体やマインドは、人間の意識や知性の源ではない。それらは、メカニックス(要するに物質)である。ゆえに、五蘊(ごうん)はアートマンたり得ない。パーリ経典では、五蘊(ごうん)の幻想以外に不滅のアートマンなるものは存在しないと説くが、全くの誤りである。ダイナミックである肉体もマインドも無常(≒マーヤー)の存在だが、スタティックのアートマンのみが唯一の実在であり不滅の存在なのである。ゆえに、涅槃(≒スタティック)に至っても、アートマン(≒セイタン)は消滅したりはしない。

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