Freezone

046ec6e4 anonymous 2023-02-06 07:05
>>6f904473

「ブルジョワ執権体制はブルジョワが立法、行政、司法を掌握し、プロレタリア執権体制ではプロレタリアがそれら三権を掌握している。 」

⇨ブルジョア支配(ブルジョア執権体制)などという概念自体が、統治形態と生産様式(に基づく主従関係)を混同したアービトラリーだ。

資本主義市場経済を採用する多党制の自由主義国家で、いったいどこの政党がブルジョア(資本家階級)を代表していると言うんだ?それとも、ディープステートやCFR(外交問題評議会)が真の支配階級か?あるいは、ユダヤ金融資本かね(笑)?昔のフランスのコアビタシオン(保革共存)は、果たしてブルジョア執権体制か?それともプロレタリアート執権体制か(笑)?

財産や身分に依らない一人一票の普通選挙に基づく多党制の自由主義国家においては、あらゆる政党があらゆる集団の利害関係を代表(代弁)する。例えば、少子高齢化の現代日本ならば、有権者は現役世代より高齢者の声が圧倒的に強いだろう。

一方、マルクスの述べたプロレタリアートの執権とは、実際にはプロレタリアートを代表する共産党(共産主義者同盟)の一党支配である。一党支配に基づく共産党が専制君主の代替として国家権力の上に君臨する以上、権力機関が如何に外形的に分立していようとも、その内実において三権一体の共産党独裁体制(もちろん法の支配の完全否定)になる他にないだろうよ。
7a5f51a5 anonymous 2023-02-06 07:25
>>c0d35e86

オールド・タイマー氏は、問題を見ないことによって、問題は存在しないと言い張る。経済学とその歴史だけでなく、サイエントロジーの基本原理を勉強し直すすべきだ。問題は見なければアズイズはしないのだから。

まさに、“これこそが”マルクス経済学の根本問題なのだよ。この理論上の難問が解決できなければ、マルクスが理想として提示した社会主義社会の実装はできないのだから。いったい、オールド・タイマー氏は、『ゴータ綱領批判』の何を読んだのかね?貴方の目は節穴なのか?この主題の重要性が理解できないならば、経済学はもちろんだが、マルクスを語る資格など全くない。
8d019bdc anonymous 2023-02-06 23:54
>>31491f78

なお、オールド・タイマー氏は誤解しているかもしれないが、私は現代において貴族院は不要だと考えている。ブレアの改革で貴族院の定員は大幅に削減されたわけだが、世襲の貴族階級という身分制そのものが不要であろう(※ブルジョア階級なるものは存在しないが、英国における貴族階級は社会的実体として存在する)。究極的に言えば、国家元首としての君主(国王/女王)も不要である。ただし、君主制は、国家の外交カード(バーゲニングパワー)として用いることができる限りは地上から消滅することはないだろう。

アンドリュー・カーネギーは、英国移民出身のアメリカ大富豪だが、英国流の世襲貴族制の発生を嫌い、相続税の強化を提案していた。これは、自由主義および自由社会の維持において正当な主張であろう。

ただし、最終的に一院制にするならば(※貴族院が日本の参議院のように公選の上院へと改革されるのが先だろう)、公選の庶民院が暴走しないように、解散なしで半数ごとの改選にする必要がある。加えて、法の支配を強化するために、司法権の強化が不可欠だ。議会の代議士に匹敵する人員の判事を司法機関が独立して選出し、事後的に議会の弾劾と国民審査に付されるようにする。また、議会すなわち為政者自身による憲法改正権を制限する必要もある。加えて、選挙制度や政党法などの為政者あるいは政党の利害に関わる事項は、憲法で縛る必要があるだろう。

法の支配の確立は、三権の分立だけでは不十分である。モンテスキューも、権力分立を三権のみに限定してはいない。教育機関(※教育機関の組織編成や人事権や教育内容)と報道機関も、国家権力や特定の利害関係に基づく資金から独立している必要がある。
5bc6e5c9 anonymous 2023-02-07 01:55
>>7a5f51a5

マルクスは「抽象的労働」というものを考えた。これは、「具体的有用労働」に対する概念であるが、“抽象的な”概念ではなく、むしろ唯物論に基づく実体的な概念である。あらゆる個別具体的な労働の形態を剥ぎ取って、労働そのものを抽出したら何が残るだろうか?言い換えるなら、分業に基づく社会経済(社会的生産)の労働(賃労働)の本質とは何だろうか?それは、「(個々人の)肉体における筋肉あるいは神経のエネルギー消費」である(これはマルクスの唯物論的な思考をよく表現している)。マルクスは、この肉体における筋肉あるいは神経のエネルギー消費量を基に、“等価交換”が行われるべきだという壮大な(ある意味では大それた)構想を考えた。これが、「労働(量)に応じた分配」の本質である。

資本主義市場経済においては、生産手段が資本として私的所有されており、市場と通貨(信用貨幣)を通じたブラックボックスによって商品(製品/サービス)の価格が決定される。ゆえに、労働者は自身の労働力を商品として資本に提供せざるをえない。ゆえに、必然的に労働者は資本家のみならず、資本という物神(リヴァイアサン)に支配されることになる。資本主義市場経済においては、労働(量)に応じた分配ではなく、保有する資産に応じた分配が為されるゆえに、不労所得が生じ、ゆえに所得の格差が生まれる。資本を持てる者と持たざる者との格差は年々に拡大し、相続によってその階層は固定化される。これがブルジョア階級による支配の実態である。これが、マルクスの考えた資本主義市場経済の有様であった。

ゆえに、資本主義市場経済をアソシエーションに基づく社会主義計画経済に転換して、①生産および産業の民主化、②通貨や市場を介在しない社会的計画生産、③労働証書に基づく分配システム、④自然改造と技術革新による社会の生産力の飛躍、を実現しなければならない。このようにマルクスは、社会主義社会(社会主義国家)とその先に実現すべき、国家および国境の存在しない共産主義社会を構想したのである。

ゆえに、マルクスを持ち上げながら、「プロレタリア革命は既に(実質的に)実現されている」とか、「市場を通じた分配で社会主義は実現できる(不破哲三及び日本共産党の立場)」と語ることは、マルクスに対してつばを吐き掛けるに等しい冒涜に他ならないだろう。
9dd5fc18 anonymous 2023-02-07 02:23
>>5bc6e5c9

※文意がより明らかになるように訂正した。

マルクスは「抽象的労働」というものを考えた。これは、「具体的有用労働」に対する概念であるが、“抽象的な”概念ではなく、むしろ唯物論に基づく実体的な概念である。あらゆる個別具体的な労働の形態を剥ぎ取って、労働そのものを抽出したら何が残るだろうか?言い換えるなら、分業に基づく社会経済(社会的生産)の労働(賃労働)の本質とは何だろうか?それは、「(労働者個々人の)肉体における筋肉あるいは神経のエネルギー消費」である(これはマルクスの唯物論的な思考をよく表現している)。マルクスは、この肉体における筋肉あるいは神経のエネルギー消費量を基に、“等価交換”が行われるべきだという壮大な(ある意味では大それた)構想を考えた。これが、「労働(量)に応じた分配」の本質である。

資本主義市場経済においては、生産手段が資本として私的所有されており、ゆえに、労働者は自身の労働力を商品として資本に提供せざるをえない。また、資本主義市場経済では、市場と通貨(信用貨幣)を通じたブラックボックスによって商品(製品/サービス)の価格が決定される。ゆえに、必然的に労働者は資本家のみならず、資本という物神(リヴァイアサン)に支配されることになる。資本主義市場経済においては、「労働(量)に応じた分配」ではなく、保有する「資産に応じた分配」が為されるゆえに、不労所得(≒搾取)が生じ、ゆえに所得の格差が生まれる。資産増殖のマシン(道具)である生産手段あるいは金融資産たる資本を「持てる者」と「持たざる者」との格差は年々に拡大し、相続によってその階層は半永久的に固定化される。これがブルジョア階級による支配の実態である。これが、マルクスの考えた資本主義市場経済の有様であった。

ゆえに、資本主義市場経済をアソシエーションに基づく社会主義計画経済に転換して、①労働者の共同決定を通じた生産および産業の民主化、②通貨や市場を介在しない社会的計画生産、および、労働証書に基づく分配システム、③自然改造と技術革新による社会の生産力の飛躍、を実現しなければならない。このようにマルクスは、社会主義社会(社会主義国家)とその先に実現すべき、国家および国境と家族や宗教の存在しない(不要となった)共産主義社会を構想したのである。

ゆえに、マルクスを持ち上げながら、「プロレタリア革命は既に(実質的に)実現されている」とか、「市場を通じた分配で社会主義は実現できる(不破哲三及び日本共産党の立場)」と語ることは、マルクスに対してつばを吐き掛けるに等しい冒涜に他ならないだろう。
2e80d657 anonymous 2023-02-07 04:25
>>8d019bdc

保守主義とは何でもかんでも保守することではない。本来の保守主義は、保守反動でもなければ守旧派でもない。漸進主義に基づく改革は積極的に推進していくのが、真の保守主義である。なぜなら、変化しない限り、生物・無西部に関わらず、あらゆる存在は生存(存続)することができないからである。

しかし、保守主義においては、理性(Reason)より経験則に基づく歴史的叡智(Tao)を重視し、理性や情緒といった一過性の民意あるいは為政者や独裁者の恣意を懐疑することで、急進主義に基づく設計主義的な社会システムの改変を戒める。その結果、漸進主義的に社会を改革していくのである。

例えば、英国における王政の廃止にしても、一飛びにはできない。まずは、貴族院の公選制導入による民選議員化と、それに続く貴族階級自体の廃止を経て実現される長期的な政策課題である。理想像を掲げるのは良いことだ。しかし、何事にも、その理想に至るために必要な段階(ステップ)とプロセスというものが存在する。各プロセスには、継続性が存在しなければならない。各プロセスの一つ一つにおいては前後の連続性が存在しても、長期で比較すれば大きな変革となるのである。それをしなかったことが、フランス革命やロシア革命が圧政とテロルに転化した理由である。

また、これも付言するが、法の支配の確立においては、あくまでも“法の支配を妨げない限りにおいて”コモン・ローあるいは過去の判例が尊重される。例えば、インドのカースト(バルナ)制度は、インドにおけるコモン・ローではあるが、これは法の支配(ここでは法の下の平等)に反するゆえに、尊重されてはならない。
b14f4c15 anonymous 2023-02-07 19:04
>>9dd5fc18

マルクスを批判するには、マルクス以上にマルクスの論じた主題を分かりやすく表現する必要がある。そして、マルクスの意図・理想・美的感覚の奥底に迫って、マルクスに徹底的に感情移入することである。そして、その正しさや正当性をとことん突き詰めて弁護してみるべきである。その極地に至って初めて、マルクスの思想の悪魔性(毒)あるいはカルト性が見えてくる。

軽薄にマルクスをつまみ食いして、自分流のご都合主義的な解釈に歪曲した上で、情緒でマルクスを持ち上げ称賛するような人間にはマルクスの真の理解など得られようはずもない。それは、日本共産党の不破哲三のような「マルクス読みのマルクス知らず」の自己満足的理解(学習)に過ぎないのだ。
1d297d6a anonymous 2023-02-07 19:38
>>c0d35e86

「自由市場での交換価値を理論の前提にしているので、マルクスは政府が物品やサービスの価格を決定することを想定しなかった。」

⇨オールド・タイマー氏のこの書き込みの意図をようやく理解した。主語の省略によって、これでは、文意が非常に曖昧である。

確かに、マルクスは『資本論』において、資本主義市場経済における、異なる使用価値を持つ商品どうしの交換価値について論じた。しかし、それは来たるべき社会主義社会(社会主義国家)の実現に応用されるべき前提の分析なのである。マルクスが社会主義社会(社会主義国家)における分配を「想定していなかった」訳などない。

それは、『ゴータ綱領批判』を読めば明白である。『ゴータ綱領批判』において展望されている社会主義計画経済を実装するには、社会主義社会における分配について『資本論』で提起された資本主義市場経済の分析を踏まえて、具体的な(労働量および労働時間に応じた)分配の基準とその方法が解明されなければならない。

マルクスの展望した社会主義社会とは、単に『資本論』における剰余価値(m)≒搾取が存在しないという単純なものではない。具体的に、個々の消費手段(すなわち消費財)に労働量および労働時間の価値が反映されなければならない。そのための手段の一つが、マルクスの提案した「労働証書」による分配であるが、その労働証書の価値をどうやって個々の労働者と個々の消費手段(消費財)に割り当てるのかという問題(難問)が残る。

なお、マルクスは来たるべき社会主義社会において、資本≒企業による賃労働や市場や通貨(信用貨幣)に基づく商品経済を想定していない。旧ソ連のマルクス経済学では、産業関連表や物材バランス(バランス評価)を用いて、その難問を解決しようとしたが、結局、失敗に終わった。

これは、マルクス経済学の根本問題なのである。この問題が解決されない限り、マルクスの展望した社会主義社会(社会主義国家)は実現されないからである。なぜなら、理論において解決できないモデルは、実装不可能だからである。社会主義社会(社会主義国家)が実現不可能であれば、その先の共産主義社会の到来など望むべくもないのだ。
8907ef0d anonymous 2023-02-07 23:09
>>062c6e6b

「マルクスは集団だけが重要だという理論を唱えた。」

このLRHの言葉は、マルクスの

「人間的本質は、個々人に内在するいかなる抽象物でもない。人間的本質は、その現実性においては社会的諸関係の総体である。」(『フォイエルバッハに関するテーゼ』)

を踏まえてのものだろう。

このLRHの(マルクスが要するに「集産主義者」であるという)要約と評価は、マルクスの弁証法的唯物論(※弁証法を加えても唯物論の本質は同じである)を踏まえれば正当なものだと思われる。

ただし、LRH自身も、サイエントロジー教会のマネジメント(アドミン)は、レーニンやスターリンを参考にしたとしか思えないほど集産主義的であったということも付け加える必要があるだろう。LRHは「言っていること」と、実際に「やっていたこと」のギャップが激しい人間であった。
556524df anonymous 2023-02-08 06:11
>>8d019bdc

教育権の独立、すなわち教育と学問および教育機関の国家権力の干渉からの自由は、法の支配の確立に不可欠である。これは、フリードリヒ・シェリングの『学問論』の偉大な着想である。

特に、旧ソ連や東欧諸国の共産党一党支配の社会主義国家においては、マルクス・レーニン主義という国定のイデオロギーが国民に強要された。同様の現象は大なり小なり、現代の資本主義国家においても、ナショナリズムや民族主義、あるいは逆に左派リベラリズム主導のポリティカルコネクトによる表現規制によっても行われている。中東のイスラム圏においては、(そもそも信仰の自由を含む思想信条の自由も性的関係の自由も存在しないが)さらに露骨である。

また、「法の不知はこれを許さじ(許さず)」という言葉があるが、法の支配の確立には、国民が法および法令を知る必要がある。イスラム法学者たちは、「西洋の民主主義国には法の支配が存在しない。なぜなら、誰も自国の法律を知らないのだから。」と、現代の民主主義国家を嘲笑するが、この批判に関してはその通りであろう。

ただし、イスラム法は、政教分離の原則も、個人の消極的自由の担保も、権力分立も存在しない点で、真の法の支配(立憲主義)とは相容れない。イスラム法の正義は、単にイスラム法は自由社会の法体系および法秩序や各共同体(国々)のコモン・ローに優越すると述べているに過ぎない。ゆえに、理性およびエシックスに基づく法体系および法秩序ではなく、アービトラリーに基づく法体系および法秩序である。
cc6c8dbf anonymous 2023-02-08 12:19
>>556524df

訂正

ポリティカルコネクト→ポリティカルコレクトネス
ae3560f7 anonymous 2023-02-09 03:55
>>0eae6547

オールド・タイマー氏、まさか膨大な英米法の歴史と概念を、wikipediaで調べられたんでしょうか?たまたま、暇つぶしに「法の支配」をwikipediaで調べてみたら、wikipediaを杜撰に要約したようなオールド・タイマー氏のこの文章を思い出し、もしかしてと思いましたが。
cf18ee58 anonymous 2023-02-09 03:58
>>ae3560f7

もしや、労働価値説と交換価値の話もネタ元はwikipediaですかね…。おそらくですが。
d4c9c2be anonymous 2023-02-09 19:35
>>cf18ee58

wikipediaは、メタ的に批評できる程度の知識を学んだ者が、ダメ出しのドリルとして使うのが良い。門外漢の分野をwikipediaで調べて引用したりすれば火傷することになる。
51273c84 anonymous 2023-02-11 02:34
法学及び法哲学はエシックスとも深く関わる主題である。理性に基づく法学の体系化は、ブックワンにおけるダイアネティックス(後のサイエントロジー)の主要な目標リストの一つでもあった。

サイエントロジーにおいては、エシックスの定義(「ダイナミクス及び生存の最適解」/「最大多数者の生存の追求」)より、エシックスとダイナミックが関連付けられている。力なくしてエシックスは機能しないが、力のみで理性が存在しなければ、またエシックスは機能し得ない。

法学を経済学に対比して、形而上学(非科学)的な上部構造と看做して、その重要性を軽視したカール・マルクスは、後世の歴史に多大なる禍根を残した。マルクスは、自分自身が、アービトラリーに基づく、非科学的なイデオロギーと非科学的な経済学を構築したことを最期まで認識することができなかった。
0c28f9a2 anonymous 2023-02-11 02:46
>>51273c84

この集合宇宙のゲームと様相とは、生命のセータとMESTの戦いであり競争である。生命とMESTは、その起因においては、生命が主でありMESTが従である。MESTは本来、生命の奴隷である。しかし、生命は、いつしか自身がMESTの奴隷であるかのような見せ掛けを信じるようになってしまった。その信仰(アービトラリー)の思想的表現が唯物論である。

生命及びアートマン(セイタン)は、そのゲームにおいて、コスモス(宇宙・自然)及びMESTの支配・征服・統制を志向している。言い換えるなら、生命の活動とは、MESTの無秩序(≒混沌)にセータの秩序(≒蘇生)をもたらすことである。なぜなら、MESTの征服こそが生命の自由だからである。生命における最も強力かつ根本的な生存のダイナミックとは、自由へと向かう衝動である。これが、生命にプログラムされた、生命の根本的な行動原理であり行動目的である。

自然界や自然法則の支配・征服・統制と言うと、エコロジーの志向とは反するのではないかと思われるかもしれない。思想的な系譜としてはその通りである。しかし、これはダイナミクスの最適解というエシックスの主題と汎決定という概念を用いることで、生命・アートマン・セイタンの自由とエコロジーの追求は両立可能なゴールとなり得る。

唯物論は、生命・アートマン・セイタンは自然界及び自然法則を越えることはないこと、つまり、私たちはコスモス・自然界の奴隷であることを、繰り返し私たちに教えるものだ。物質は、決して物質を越えることはできない。「物質が思考している」と説く唯物論の下では、私たちの思考でさえ物質(すなわち肉体の脳)の産物であるのであり、思考さえも物質の偶発的産物なのであるから、私たちの主体たる意識は幻想であり、自由意思も選択の自由もないという帰結に至る。唯物論の世界では、私たちは、ただMESTの気まぐれな運命に翻弄されるだけの無力な存在である。

しかし、それは誤りである。サイエントロジーに限らず、ゴータマ・シッダールタに極まるインドの哲学及びヨーガの精神的実践、そして老子や仙道の実践者たちは繰り返し、そのことを教えてきたのだ。

私たちはコスモスの協力者として生まれたのではない。私たちは、自然の競争相手(ライバルであり敵)として生まれたのである。私たちは奴隷たるコスモスの主人である。しかし、無明によって自らを縛りつけているのである。生命の唯一の目的は、主体である自分自身客体であるコスモスの主とならせることである。主体を強くすることである。それによって、有限なるコスモスはあなたを支配することをやめるであろう。すなわち、自然法則という効力(MESTの合意)が無効化されるであろう。

「それぞれのアートマンのゴールとは、完全なる自由、コスモス(自然)の支配すなわち物質と想念への奴隷状態からの開放である。外なる自然と内なる自然の完全な支配と統制である。」(ゴータマ・シッダールタの滅後に書かれたインド聖典)
995de46a anonymous 2023-02-11 04:55
>>0c28f9a2

「それぞれのアートマンのゴールとは、完全なる自由、コスモス(自然)の支配すなわち物質と想念への奴隷状態からの開放である。外なる自然と内なる自然の完全な支配と統制である。」

※物質≒MEST、想念≒コンシダレーション
cfbc8974 Old Timer i1b5ibip3kS 2023-02-11 21:37
[Old Timer 随想2023.01.19II]  以前の 戴安寧で処理済みの出来事からも、拡張戴安寧はさらなるチャージを取り出し、消去できることがある。 しかし、これが自由領域の主流になることはないだろう。 ケースをあまりに深く掘るプロセスはさらなるチャージを再刺激する。
f512de8f Old Timer i1b5ibip3kS 2023-02-11 21:44
1952年1月 戴安寧聴聞士公示 第2巻 第7号 ... 自由領域の拡張戴安寧に近いやり方で幅度が戴安寧の聴聞をこなしている。 標準戴安寧や新時代戴安寧にはない技法が使われている。 これらを使えば、クリアー以上のケースレベルでも戴安寧は実行可能になる。 俺は一応この生涯で独自に戴安寧を準OTに対して実行できる工夫を一つ発見したと思ってきたが、一つ前の生涯で戴安寧聴聞士公示 第2巻 第7号を読んだことがあったのかもしれない。もしも以前に俺が準OT用戴安寧を開発したと宣言していたとしたら、ここでそれを取り消すことにする。
82a548a9 Old Timer i1b5ibip3kS 2023-02-11 21:52
>>7adc32b2

マルクス曰く、 "交換価値は、さしあたり、ある一つの種類の使用価値が他の種類の使用価値と交換される量的関係、すなわち比率として現われる。"

マルクスは市場を否定していない。交換価値の根拠は市場での交換なのだ。
346f3621 Old Timer i1b5ibip3kS 2023-02-11 22:08
マルクスは生産について、 "自由に社会化された人間の産物として彼らの意識的計画的管理のもとにおかれる" と述べているが、これも市場を否定していない。生産と消費の両方を計画かつ支配しない限り、、市場で製品・サービスは通貨や別の製品・サービスと交換される。

計画的に生産するのは、株式会社でも同じだ。トヨタはカンバン方式などで綿密な計画生産を実現してきた。

マルクスの理想はゲゼルシャフトでの計画生産だ。ゲゼルシャフトは会社から国家まで、さまざまな形態と規模を取りえる。

アメリカも中国も、例えば、半導体の生産を計画的に進めている。 → https://www.meti.go.jp/press/2021/06/20210604008/20210603008-4.pdf
9d3ed598 Old Timer i1b5ibip3kS 2023-02-11 23:56
戴安寧聴聞士公示 第2巻 第7号での幅度とPCのやり取りを読むと、幅度の質問や指示をPCが理解できず、幅度が言い回しを変えている箇所がいくつもある。 英語の表現力が菜園の実践で不十分になる場合や、英語の経年変化もある。

ギリシャ語の "πίστη" はもともと '信じられるに値すること' を意味していたが、"faith" や "信仰" などと訳されて、本来の意味が伝わらなくなっていることが多い。 "faith" の代わりに "trustworthiness" としている翻訳も読んだことがあるが、まだ広くは使われていない。

菜園も英語の経年変化で意味が正しく伝わらなくなる危険性がある。

そこで、最小の橋については、経年変化が小さいエスペラント語を基にした言語を作り、その言語で技術を記述し、後世の人々がその時代の言語に翻訳して使うことができるようにする方針を採ることにした。
dea21cad Old Timer i1b5ibip3kS 2023-02-12 00:07
また、自由領域を含めた菜園とは別に、エスペラント語サブセットやロジバンなど人工言語を用いる宗派・学派を設立することにした。名称は "Resciologio" (再知学) である。かつて完全なOTだったころ、俺たちは何でも知っていた。 聴聞はかつて知っていたことを再び知るために行うものなのだ。
ba13d782 anonymous 2023-02-12 00:35
>>82a548a9

それは、(マルクスの云う)価値法則と価値規定の混同だ。マルクスは、社会主義の段階においても“価値規定”は残ると述べた。しかし、社会主義の段階においては、資本主義の下の商品交換に基づく“価値法則”はもはや残らない。価値法則が成立するのは、資本主義市場経済の段階までである。社会主義における価値規定とは、個人の労働量に基づく分配であり、その分配の差異は労働に基づく個人の権利として残るのである。これは共産主義の段階においては、社会の生産力が飛躍するので、価値規定さえも不要となる。

また、それは、資本主義を前提としたマルクスなりの一断面の分析である。マルクスが想定した資本主義経済においては、まず産業資本においてブルジョアジーの剰余価値≒搾取が存在し(主に工業向けの産業資本)、次に市場を通じたブラックボックスによる商品価格の決定が行われる過程で剰余価値≒搾取が発生する(この段階で、本来の価値法則は覆い隠されている)。こちらは、主に商業向けの産業資本だ。さらに、『資本論』第三部で扱われる金融資本の剰余価値≒搾取(利息や株主配当などのインカムゲイン)も想定される。

ゆえに、マルクスは社会主義社会(社会主義国家)の段階においては、アソシエーションに基づく社会的計画経済(社会的計画生産と社会的計画分配)を構想しており、資本≒企業を通じた賃労働、市場のブラックボックスを通じた商品価格の決定、通貨(信用貨幣)を通じた流通の全てが廃止されることになる。その一つの試みが「労働証書」を通じた消費手段(消費財)の分配である。

ちなみに、レーニンの『帝国主義論』においては、国家独占資本主義を現代世界の主な支配階級と看做しているので、グローバルな産業資本、国際金融資本、国家の支配階級がブルジョアジーの正体であり、国家の支配階級による通貨発行権や徴税権を通じた搾取も分析対象となる。
835f6b1a anonymous 2023-02-12 01:11
>>dea21cad

以前に、オールド・タイマー氏自身が言語の基礎は発音(つまり音声)だと教えているのだが、なぜ音声と紐付かない人工言語をベースとするのか?ここの主題は、オールド・タイマー氏は非常に詳しいと思われるが、一応、参考のために述べておく。

言語概念は、音声回路に基づいてマインド及び脳のワーキングメモリに分類されかつ保管される。音声の類型が形式的な論理形式に紐付き、さらに表層の形式的な論理形式に深層の意味及び概念と紐付くことによって、コミュニケーションを通じた理解(ARC)が成立する。

人工言語がその普及に失敗するのは、音声類型ではなく論理形式から出発しているからである。言語学における生成文法と認知文法は、表層の論理形式と深層の意味及び概念の相互依存的な関係である。認知と音声認識は切り離せない。ゆえに、究極の認知文法は生成文法を包含するメタ文法であるが、生成文法(のアプローチ)は認知文法を包含することができない。

※ノーム・チョムスキーは、生成文法を通じて普遍的な言語形式を見出そうとしたが、主に欧米の屈折語の諸言語と孤立語化した屈折語である英語を対象としており、膠着語を包含した言語形式への知見が不十分だったために普遍化に失敗し、リベラル派の社会学に逃げてしまった。
12b166f0 anonymous 2023-02-12 01:43
>>346f3621

資本主義経済が“社会的な”生産であることは当たり前だ。マルクスは社会的な生産と資本の私的所有の矛盾が、資本主義における止揚されるべき主要な矛盾であると述べた。

フォード流のベルトコンベアー方式でも、トヨタ流のカンバン方式でも、(ボルボ流の)セル生産方式でも何でも良いが、それらはミクロにおける生産様式の差異であり、資本主義経済システムというマクロの生産様式自体が覆されることにはならない。

マルクスの想定した社会主義社会(社会主義国家)は、資本主義市場経済流の市場や通貨(信用貨幣)を通じた分配を前提としていない。

マルクス・レーニン主義者として、「社会主義においても市場が必要だ」と、最初に述べたのはスターリンだ。以後、日本共産党はスターリンを批判しながら、スターリンの説いた基本原則をそのまま採用することになる。

ティトーのユーゴスラビアの自主管理社会主義でも、資本≒企業の概念を解体し、アソシエーションに基づく連合労働に変革することまではできたが、市場経済と通貨(信用貨幣)を廃止することは遂にできなかった。ゆえに、スターリンは一国社会主義路線(世界革命路線の放棄)も含めて、リアリストとしては(ある意味で)正しかったが、マルクス主義者としては基本教義から逸脱していた。

ちなみに、旧ユーゴスラビアの自主管理社会主義は、産業形態においては、オールド・タイマー氏の述べるゲゼルシャフトそのものである。自主管理社会主義は、市場と通貨(信用貨幣)こそ残存したが、資本≒企業を廃した連合労働(アソシエーション)の概念に基づくプロジェクトごとのフレキシブルな“社会的生産”を行っていた。

民主的な生産様式である自主管理社会主義がうまくいかないのは当たり前である。なぜなら、「(私的)所有」という概念がない限り、人間は生産手段も道具も生産物も大事に扱わないし、それらは適切に管理されないからである。これは、マルクスのイデオロギーそのもの欠陥でもあるし、社会主義及び共産主義の欠陥でもある。
bcd856c8 anonymous 2023-02-12 09:14
>>ba13d782

マルクスの想定では、資本主義市場経済という生産様式が、生産力の発展を阻害するというものであったのだが、歴史に照らして、実際には生産力の発展では資本主義市場経済こそが最も合理性があったことになる。

また、マルクスの構想した社会主義の要件である、①共同決定による労働及び産業の民主化(これは、皮肉にも、社会主義国の東ドイツではなく資本主義国の西ドイツで採用された)と②社会的計画生産に基づく全体最適の実現(合成の誤謬の発生の排除)の要件は、③生産力の飛躍というマルクスの構想したもう一つの社会主義の要件と両立し得なかった。
a35575f3 Old Timer i1b5ibip3kS 2023-02-13 14:36
[Old Timer 随想2023.01.19III] ターミナルとオプタームをグレードで処理する場合、フローは9個になる。 しかし、フロー3がフロー8までに増えるだけなので、一般グレードのフローを増やす必要はない。 また、GPMのターミナルペアを処理する際に、フロー3からフロー8までにリードがあることは少ない。
48cee557 Old Timer i1b5ibip3kS 2023-02-13 14:42
>>019de25a

論点がずれている。ここでは法の支配の構成要素としてコモン・ローの話をしているのではないよ。法の支配が法治主義にサヤ寄せしてくという話で、イギリスでは両者が同一視されているのだよ。そなたはもう少し主張を整理整頓するといい。
de9927e8 anonymous 2023-02-13 15:09
>>48cee557

全くズレてなどいない。英米法学の素養のない状態で、貴方がwikipediaを参照し(もちろんこれはオールド・タイマー氏の文章からの推定に過ぎないものだが)、杜撰に引用しているから指摘したまでである。法の支配と法治主義の“実態”の違いもわからずに、こんな無意味な反論をするとは、サイエントロジストの恥晒しでしかないのだよ。

wikipediaを読んだ程度で、膨大な英米法学を俯瞰したかのような軽薄なコメントを控えられよ。貴方こそ、門外漢の分野(特に法学や経済学)に軽薄なコメントを書かれるのを慎むべきだ。西村博之氏のように、生半可な知識で詭弁を弄してマウントを取ることが、オールド・タイマー氏の趣味であるなら仕方ないが。

貴方は、感情に任せて反論する前に冷静になったほうが良いだろう。“薄く広い”教養を披露する前に、自らがコメントする分野に関する“深く狭い”研鑽を積むべきだ。

もちろん、これは、オールド・タイマー氏のサイエントロジーに関する知識の豊富さ(教養)を否定するものでは全くない。
5ecccf73 anonymous 2023-02-13 15:37
>>de9927e8

法の支配は、オールド・タイマー氏が私への反論のネタ探しで、wikipediaを参照したくらいで語れるほど浅い主題ではない。

法の支配が法治主義にサヤ寄せしていくなどと、オールド・タイマー氏は杜撰な引用で軽薄に述べているが、それは日本国憲法が大日本帝国憲法にサヤ寄せしていく(べきだ)と述べているに等しい。大日本帝国憲法は、典型的な大陸法の法治主義に基づいている。大日本帝国憲法が失敗したのは、英米法流の法の支配が希薄だったからである。時代は、逆に、(法秩序の実態として)法治主義から法の支配へと向かっているのだ。なお、法の支配を放棄して反動的に法治主義へと向かうロシアやハンガリーは、例外的な事象と捉えるべきである。

法の支配はコモン・ロー“だけ”では成立しない。ゆえに、法の支配と自由主義(個人の消極的自由の担保、権力分立、違憲立法審査権による司法権の優位)との関係について述べたのだ。コモン・ローを含むノモスを警察権・軍事権・立法権を有する為政者自身が裁定する(大陸法の流儀)か、司法が裁定する(英米法の流儀)かは決定的な違いだ。前者を肯定すれば、ジャコバン主義・ボナパルティズム・ファシズム・ナチズムの亜流の出現を抑制することはできない。オールド・タイマー氏の論は、一部の法解釈の変容と実態としての法の支配の変容を混同させている。
2ebb4f8a anonymous 2023-02-14 06:47
人類(ホモ・サピエンス)は、短期のサイクルにおいては、家庭であれ、学業であれ、仕事であれ、同じサイクルを繰り返す。しかし、長期のサイクルにおいては大きく変容する。例えば、一個人の肉体が、出生時点と臨終を迎える地点とを比較してみれば一目瞭然だろう。

では、この長期の変化は何によって生じるのか?マルクスやエンゲルスの言うように(いわゆる史的唯物論の観点)、人類(ホモ・サピエンス)の生産活動あるいは生産労働が変化の主体であるならば、この変化は説明できない。なぜならば、人類(ホモ・サピエンス)は、肉体の一生のスパンでは、生産労働あるいは生産労働において従属的な受け身の立場にあるからだ。ゆえに、短期では同じサイクルを繰り返す。

社会の変化の主因は、輪廻転生のサイクルを含めてマインドを通じたものだ。マインドは、当然反応バンクも含む。つまり、個々人(ビーイング)のマインドどうしの相互作用及び集合バンクの相互作用だ。社会(あるいは時代)の変化の主因は、目に見える物質的要因より、目に見えない精神的要因のほうが遥かに大きいのである。LRHが述べたように、物質ではなく各ビーイングの(マインドを通じた)思考≒コンシダレーションこそが、社会を変化させる主体である。

もっとも、ゴータマ・シッダールタやヴェーダーンタの伝統のように、マインドを精妙な“物質”であり、またマインドを通じた霊的作用を精妙な物質的作用として定義するなら、この立場も唯物論の範疇となるだろうが、このような肉体等の粗大な物質を含むMESTあるいはコスモス(宇宙・自然)を、アートマン及びセイタンのコンシダレーション(※コンシダレーションはアートマン及びセイタンの「合意」を含む)に従属させるような唯物論的解釈と物質の定義は、エンゲルスが観念論と言って安易(早計)に切り捨てたヘーゲルを再評価したレーニンですら到達できなかった視点である。
8b0a51c8 Old Timer i1b5ibip3kS 2023-02-14 22:42
どこかで、 "継続時間ゼロの出来事を扱う技術は菜園教会にもある。 これを戴安寧に組み込んだものが自由領域の拡張戴安寧の基本だ" という旨の発言をしたことがあるかもしれない。ここで取り消す。
2dea823a anonymous 2023-02-15 03:00
>>2ebb4f8a

マルクスとエンゲルスの唯物史観(自称・弁証法的唯物論)は欠陥が大きい。

(先史研究における)歴史学的には死語の原始共産制から高度な未来の共産主義社会で歴史が終わるというイデオロギーは、エデンの園から至福千年に至るキリスト教の歴史観と瓜二つである。そもそも、ホモ・サピエンスの祖先とされる猿の集団にも縄張り争いとボス猿の支配秩序が存在するのであるから、原始共産制ユートピアの仮定は無理がある。原始共産制というイデオロギーを前提とした歴史観は宗教的なエデンの園を唯物論的なユートピアに置き換えただけのものである。

※ヘーゲルの歴史観自体が(統一教会の文鮮明の統一原理に基づく歴史観並の)欠陥品なのだが、それを杜撰かつ強引に、唯物論および唯物史観に置き換えているのが、マルクスとエンゲルスの最も罪深い点である。

また、マルクスとエンゲルスの唯物論および唯物史観においては、人類(ホモ・サピエンス)は、自然法則と社会の発展法則なる不可侵の“真理”の範囲内での選択の自由しか持ち得ない。社会の発展法則は、人間の意図に関わらず、自然法則の重力と同様に存在する。この社会の発展法則に従うことで、人間は自由を得ることができるのだ、ということだ。人間の思考や意図、すなわちコンシダレーションはMEST(コスモス)に従属し、社会のあらゆる上部構造(思想・文化・社会制度)は下部構造である社会の生産様式に従属する。それが、なぜ真理なのかは訊くだけ野暮である。なぜなら、彼らはその絶対真理を発見したのだと自称しているのだから。もちろん、これは完全に倒錯した見方である。

なお、「道(Tao)」に従うことで得られる生存と自由と、唯物論的な自然や社会のMESTの“真理”に従うことで得られる自由なるものは別物である。道は生命にセータおよびダイナミックの力を与え、蘇生と生存をもたらす。そして、道は究極へ至れば、時空や因果律といったMESTの縛りを超越してしまう。一方で、マルクスとエンゲルスの唯物史観の説く人間の自由とは、我々人間の精神作用でさえも肉体の頭脳の産物であり、物質の隆起の結果、肉体の物理・化学的な作用(反応)で神経系を通じて、ランダムに「物質が思考した」結果に過ぎないのである。そして、我々の思考も自然法則と社会の発展法則を超えることはないのである。なぜなら、唯物論においては、宇宙と社会の歴史は必然だからである。つまり、宗教的な運命論≒予定説の世界と同じである。

そもそも、社会の発展法則なるものはまやかしである。社会に一定のメカニズムは存在するが、それは過去の合意を通じて人為的に社会制度に組み込まれたルールに過ぎない。それは、変更不可能な絶対不可侵の法則≒真理などではないのである。我々人間は、条件付けされた機械(仕掛け)などではないのだから。
9fa3691a anonymous 2023-02-15 03:33
>>bcd856c8

マルクスとエンゲルスによる、原始共産制から未来の高度な共産主義社会に至るという疑似宗教的な歴史観(つまり唯物史観)とヘーゲルを杜撰に応用した自称・弁証法的唯物論を完全に廃した上で、純粋に社会主義社会の実現可能性を考えてみることは有意義な思考である。

オールド・タイマー氏は私への反論として持ち出さなかったが、現段階において、マルクスの想定した社会主義体制に最も使い社会システムがドイツの社会的市場経済(ライン型資本主義とも呼ばれる)だろう。私は、先に、皮肉なことに労働者の共同決定権は、資本主義国の西ドイツ(現行の統一後のドイツ連邦共和国)で採用されたと書いた。その頃、さらに皮肉なことに、社会主義国であるはずの東ドイツ(ドイツ統一によって消滅したドイツ民主共和国)では、何と労働者のストライキ権が禁止された。

社会的市場経済は、経済的な生産性と社会福祉を両立させる試みである。また、労働者の権利拡大にも熱心である。これは、歴史的には、分断された西ドイツが東側の革命(赤化)に巻き込まれないように、社会主義の原則を積極的に資本主義に採り入れた結果である。

西ドイツでは、生産手段≒資本の私的所有と不労所得こそ消滅しなかったものの、労働者の共同決定権を通じた労働と産業の民主化、間接金融部門(金融機関)を通じた社会的生産、高い労働生産性と高品質な商品(製品/サービス)が満たされていた。また、エコロジーの観点から見ても、商品のモデルサイクルも長く、大量生産・大量消費は抑制されていた。これは、マルクスが社会主義社会の要件に課した三つの要件(①労働と産業の民主化、②社会的計画生産、③生産力の飛躍)をほぼ満たしている。ただし、残念なことに、グローバル経済の伸展に伴って、(現行の)ドイツの共同決定法を通じたコーポレートガバナンスの適用範囲は縮小しつつあり、また、直接金融の拡大によって間接金融(金融機関)を通じた社会的生産も衰退している。やはり、一国社会主義路線は持続可能ではないのだろう。
6e67012e Old Timer i1b5ibip3kS 2023-02-15 10:32
[随想2023.01.19V] NOTsは本来アシストだ。 だからはっきりとしたEPはもともと設定されていなかった。
67f0fc00 anonymous 2023-02-19 13:27
>>4f9e3286

    4f9e3286の名無しです。
 マルクスの理論や社会論は、アホな私には正直言ってわかりません。
 『世の中が良くなるといいですね』としか言えないです。
3c83f160 anonymous 2023-02-19 22:55
精神#脳なら脳と神との関係はなんだろう??

電気信号か、幻覚か…
c59886bb Old Timer i1b5ibip3kS 2023-02-23 15:11
>>67f0fc00

優れた思想は思想として意識されずに実践される。 菜園のある部分もそうなるかもしれない。
8cb2884c Old Timer i1b5ibip3kS 2023-02-23 15:12
1952年の前半に幅度はメーターを使った聴聞についての指南書を書いている。この頃の幅度は "ファクシミリ" に質量も位置もないと考えていた。 西ヨーロッパやアメリカの人はしばしば魂と心を混同し、 "彼の魂" のような表現を使ってしまう。 幅度にもそういうところがあったのだろう。
eec92247 anonymous 2023-02-23 20:35
そのうちに電気信号やら原価から始まる進学が生まれてもいい気がするがな…






…知らんけど!!!!!
2d004a73 anonymous 2023-03-16 23:18
高度にエシカルで自律的な組織(グループ)や社会においては、自発的な慣習として膨大な不文律が機能するだろう。しかし、それには、強要されることのない不文律として、経験則に基づく共有すべき「教訓」や「知恵」として学ぶべきものだという位置付け(つまり、決して絶対的に従うべきルールとは看做さないこと)であることが重要なのである。

LRHは、アドミンルール(方針)を参考にすべきアドバイスと必要最低限のルールとに分けなかった。LRHのアドミンの大半は、ルールではなくアドバイスの類である。LRHは、あらゆるアドミンをルール化したが故に、ミスキャベッジ(RTC)によって、スタッフとパブリックに対して、LRHの方針書(HCOPL)は絶対的ルールとして教条化されながら、ミスキャベッジ(RTC)自身はそのルールの上位に存在しLRHの定めたルールを守らないという皮肉な結果を生むことになった。
3e06a52d anonymous 2023-03-26 02:15
単語クリアーの手順に、定義を使って例文を作る、っていうのがありますが、定義にのみ頼ると普通使われない変な言い回しみたいな例文でもOKになっちゃいますよね。
例文を作るより、その単語が該当の定義で使われている文章をたくさん読んだり聞いたりする方が単語の使い方を理解する上では大事だと思うのですが、可能ならそうした方が良いですよね?
3753acc4 anonymous 2023-03-26 02:19
ChatGPTに、単語の定義〜を使って例文を20個作ってください、小学生でもわかるようにお願いします、とチャットすると、瞬時に例文を返してくれます。
読むだけ、聞くだけじゃなく、自分でもオリジナルの例文を考え出すことによるメリットもあるんでしょうか?
4abe0430 anonymous 2023-04-03 21:26
 私は、菜園教会から離れて10年以上になりますが、最近、責任や義務、注意されることでがんじがらめになってきました。
 魔法宇宙のゴールである『楽しむべし』というのを意識したいのですか、この宇宙の『生存せよ』に従ったほうが良いのでしょうか?
b5e00fbb anonymous 2023-04-05 00:21
>>4abe0430

まず、人生というゲームの目的は、「ゲームをプレーするというプロセス自体を楽しむこと」であり、これが幸福の定義でもあります。

しかし、集合宇宙の基本原理は、私たちの住むこの宇宙(スペースオペラ宇宙)に限らず、生存であり競争です。なぜなら、ゲーム自体がスタティックではなく、ダイナミック≒生存を前提としているからです。

LRHが述べたように、無制限の自由と無制限の障害はともに自由の喪失をもたらします。無制限の自由とは完全なスタティックでありゲームが存在しません。一方で、無制限の障害は完全なMESTでありゲームが存在しません。障害とランドミティ(刺激)が存在するからこそ、私たちセイタンはゲームの自由を得ることができるのです。
e90bfc17 anonymous 2023-04-20 18:38
>>4f9e3286

4f9e3286の名無しです。

 以前の記事について補足説明します。
 私が、菜園教会で、借金したのは20年以上前の話です。(詳しい時期は、人物が特定される恐れがあるので申し上げることはできません。ごめんなさい。)
 今現在、菜園教会が信者に借金をさせているのかどうかは、私は関わっていないのでわかりません。
 以上、補足説明でした。
5c5bb2d1 anonymous 2023-04-20 23:54
ここ数年 ふとしたことで過去の嫌なことを思い出し、それを繰り返すたびに不快感が増す状況が続いていました。

また、過去の色々な出来事に対して不快感が付随するように感じて、思い出す行為そのものを忌避するようになってきていました。

で、このような状態が「前世を含めた過去を思い出さない」という決断のもとになっているのだろうと。

何とかしたいと思っていたところ、2ch(5ch?)の過去ログから次を見つけました。



「Scientology-Freezoneについて 4」
-------------
161 神も仏も名無しさん2011/12/19(月) 04:52:09.41ID:s3NJVFY0>>162
>>オールドタイマーさん
過去のトラウマ的な場面とかイラつく場面などが脳内でチラつく場合に、
ucpの要領で、トラウマ的な場面と現在のいる場所を交互に想起することで、
注意を解放するなんてことできますかね??

162 Old Timer ◆64ZQ9HnmXA 2011/12/20(火) 07:09:18.97ID:pwv5XzLP>>163
>>161

ある程度は可能だと思うが、一般的なUCPもやった方がいい。
-------------



「Scientology-Freezoneについて 3」
-------------
547 :神も仏も名無しさん:2009/11/22(日) 08:12:04 ID:pV81aWNW
チャージ処理の要の一つは<as-is>だと思う。それは幅度の定義にあるように、
「何の歪曲も、あるいは嘘もなく、物事をあるがままに正確に見ることだ。」

それが起きればその瞬間にそれは消失し、その存在をやめる。

では、如何にすれば効率よく<as-is>出来るのか?

それは意識の諸様態のどれを使っても可能だ。
思考モードを使用する方法もあれば想像モードを使うこともできる。
さらに「それを感じてください」という指示に代表される感覚モードを使うのもいい。
菜園では意識と対象と言った、二元的な意識のあり方を使用していると思うが、
それとは別の視点である超観察的で一元的な見方をあらかじめ訓練しておくこともできる。

UCPは「かつていたことのある場所」や「いることになるかもしれないと思える場所」に固定している注意を、
現時点の環境と比較すること(意識的に交互に注意を転換すること、および識別すること)で、その注意を解放している。
その結果、まずリリースが生じるだろう。リリースとは対象物に対する<執着と嫌悪>、あるいは<欲求と抵抗>からその瞬間自由であると言うことだ。
この価値判断を含まない認識が<as-is>を可能にする要件だ。

このメカニズムは他の対象にも使用可能だ。

例えば、不快な感情に囚われているという現象は、それから注意を解放できないということと同義だ。
ならばUCPのやり方で、その感情と環境とに交互に注意を向け替えていくことで注意は解放される。
それはすなわち、不快な感情からの解放につながる。

その原理は「身体的な痛み」などにももちろん活用できる。

僕自身は菜園プロセスや理論をほとんど知らないのだが、原理を別の枠組みで再記述することで、
自分で用途に合ったプロセスを意のままに創り出す機会が増える気がしてる。
もっとも、各種プロセスが段階を追って完備されたブリッジを使用できる菜園人にとっては、その必要性はないだろうが。
-------------
549 :old timer ◆64ZQ9HnmXA :2009/11/22(日) 09:59:51 ID:NXAL6Tho
・・・略・・・
UCPについては、>>547の説明で正しいと思う。
-------------



これを参考にプロセスを作って実施することにしました。

2か月ほど前から慈悲の瞑想とそのプロセスを実施しているのですが、不快な感情を思い出す頻度が激減しました。
また、過去を想起する能力の向上も実感しています。


どなたかの参考になればと思い投稿することにしました。


準備:
過去の不快な場面を想起させるキーワードをリスト化する。
無理に探す必要はないですが、私と同じような状態の人ならばすぐに十数個はたまると思います。


プロセス:
①リストのキーワードから過去の場面を想起する。
 チャージがないと確信できるならば、リストから削除する。
 チャージがありそうならばその過去を想起する。
 ただし、扱いたくないと感じた場合はスキップし次のキーワードを想起する。
 (軽い過去への対処が済むと、いずれ直面できるようになります。ソロで重いチャージを扱うのは難しいと思います)

③その場面と現時点の環境とを比較する。
 比較対象は何でもよいです。
 物理的に存在するもの、自分の姿勢、手に持っているもの、いやなことと関連する人は目の前にいない等々。

④チャージが軽減している感覚がある間③を繰り返す。
 やめたくなったら、やめてもよいです。
 フラットになったと思うまでやる必要はありません。
 フラットになるまでやってもよいです。
 また、逃げ出したくなるほど不快な感情が出てきて、その場面に直面できなくなったら中止しして
 散歩に出かけます。散歩して周りをよく観察します。
 少しの勇気で直面できるなら③を続けて良いですが、多大な勇気を振り絞る必要はありません。
 ソロなので導いてくれる人はいないので。
 フラットになった気がしてもリストからまだ削除しません。
 次回の実施時に①で削除します。
 ゆるいプロセスなのでたいていチャージが残っていて次回でも効果があります。

⑤続けたかったら、①に戻って次のキーワードに対処します。
 いつでもやめてよいです。

 
日常で過去の不快な場面を思い出すたびにキーワードを追加していきます。

毎日やってもよいですし、やりたくないときは数日放置でOKです。
ただし、キーワードの追加はやっておいたほうが良いです。



old timer さんへ
ご指摘やアドバイス等あったらコメントをお願いします。
5e873d0f anonymous 2023-04-23 22:08
>>3e06a52d

言語的な用法(コロケーション等)の自然さや違和感などの獲得は、ネイティブスピーカーでないと難しいですね。

例えば、英語話者に、私・俺・僕・わし・吾輩、あるいは、あなた・君・お前・きさま、の感覚やニュアンスの違いを理解させるのは至難の業です。ネイティブスピーカーやバイリンガルでない場合、闇雲に用法を形式的にデュプリケートしたところで、正しい意味や感覚が身に付くとは限りませんね。
cebe77e0 anonymous 2023-04-25 13:32
>>4abe0430
2chへのold timerさんの投稿を転載します。
--
Scientology-Freezoneについて 2
321 :old timer ◆64ZQ9HnmXA :2008/04/29(火) 07:35:55 ID:1W6rKJMZ
>>319
 生きることそのものがゲームであり、その中にさらに無数のゲームがある。
 魔法宇宙の根源目的は「楽しる」であり、物質宇宙の根源目的は「生き残る」なので、人に
とっての成功は、ほぼあらゆる場合において、「楽しむ」と「生き残る」の両立ということになる。
 「楽しむ」ばかりでは生き残れず、「生き残る」ことばかりに努力していても「楽しむ」ことは
難しい。生きることはゲームとして実にうまくできている。
--
https://gimpo.5ch.net/test/read.cgi/psy/1191209593/321
0a9f964a anonymous 2023-04-25 22:26
>>cebe77e0

 4abe0430 名無しです。
 ご返答ありがとうございました。
 生存と楽しむことの両立は、難しそうですね。
4d17ccce anonymous 2023-04-26 20:55
>>b5e00fbb

 4abe0430 の名無しです。
 ご返答ありがとうございました。
 競争からは逃れられないのですね。
646c3e01 anonymous 2023-04-28 03:40
時間と空間は同じで(相対性理論)、セイタンに位置は存在せず、視点を自由に行き来できるのであれば、やろうと思えばセイタンはタイムリープやパラレルワールドに移動することも出来るんですかね?
パラレルワールドがあるのかどうかは分からないけど。
15eb66ee anonymous 2023-05-01 12:38
そもそも、ゲームとは生存であり、ダイナミックスとは全て“生存”の衝動に関わるダイナミックだ。そして、生存とは競争であり戦いでもある。これは、LRHの基本書(『人間の能力の創造』)に書かれているし、フィラデルフィア博士号コースの講演でも述べられている。

ゲームの目的とは、自身の設定したゴールに向かって未知の障害を乗り越えていくという“プロセス自体”を楽しむことである。ゲームに勝つこと、ゲームのゴールを達成することは、二次的な目的に過ぎない。そして、人生というゲーム自体は、全て生存であり競争だ。なぜなら、ゲーム自体が生存だからだ。

申し訳ないが、かの質問者自体の質問のレベルが非常に低いように思う。
3637543d anonymous 2023-05-01 12:57
>>646c3e01

LRHのフィラデルフィア博士号コースによれば、セイタンは時空を自由に移動することでノーイングネスを得ることができます。これは、アインシュタインの相対性理論とは関係ありません。なぜなら、四次元空間とアインシュタインの論じた四次元時空は別物だからです。四次元空間はリアリティですが、四次元時空は理論上の仮説です。時間は空間ではありません。

また、未来のタイムトラックに関しては、あくまでも、可能性としての未来の一つなので、事前にシナリオを書き換えることも可能です。

パラレルワールドは、歴史の介入(時間の巻き戻し)によって書き換えられた場合の元のバーションの歴史です。

歴史の介入が起こると、タイムトラック上のカウンターは巻き戻りますが、実際には元のタイムトラック(例えば1970年)を、過去の1940年と同様のMESTの粒子パターンに変更することで、見掛け上過去に巻き戻されたような錯覚(イリュージョン)が生じるということです。つまり、この例では、元々のバージョンの1940年から1970年の30年間は、タイムトラック上から消えてしまうのですが、実際には、このバージョンの歴史を経験したセイタンも、当然存在するわけです。しかし、この元々のバージョンの歴史は、タイムトラックが改竄されている以上、この宇宙から外在化でもしない限り、認識することはできないでしょう。パラレルワールドとされているケースの大半が、このような歴史の介入によって改竄されてしまった、過去の経験に基づくものと思われます。
8e94bbe8 Old Timer i1b5ibip3kS 2023-05-11 13:55
>>3e06a52d

例文を作るという方法は、主に、その単語が属するネイティブの母語話者にとって有用な方法だと思う。非ネイティブはかなりの研鑽を積まなければ、ネイティブのようなsprachgefühl ― 文の正しさや自然さを容易に判別することを可能にする経験的な知識 ― を得ることができない。非ネイティブはM7を使うほうが良いだろう。これも幅度の技術の一部分だ。

>>3753acc4

うむ、これは良い使用方法だと思う。

>>646c3e01

菜園の理論では時間は見せかけだ。ある宇宙に存在する物質とエネルギーを以前の位置と状態に戻すことができれば、時間を巻き戻せることになる。
08d43cca Old Timer i1b5ibip3kS 2023-05-11 13:56
1952年11月ごろの«Procedures for Theta Clearing»のIIIとIVが面白い。NOTsケースが軽い人に推奨する。
ee5d50ab anonymous 2023-05-13 20:04
「FZ Meter mk rh4」というE-Meterを自作してみました。
海組織元メンバのラルフさんが設計した回路です。

「FZ Meter mk rh4」で画像検索すれば 回路図や説明にたどり着けます。
教会を批判している大学教授のサイトに、20年ほどまえに公開されたと思われるページのコピーがあります。
元の回路を公開してくれたラルフさんに感謝します。

メタボも計測できたので正常に組みあがったのではないかと思ってます。
教会のメーターコースを勉強しておらず、これがE-Meterの代わりになるとは言い切れないのですが、FreeZoneのサイトで勉強してみようかと思ってます。

秋月でほとんどのパーツがそろいます。部品代は全部で8000円ぐらい。
15uFのコンデンサはなかった、4.7μFを3パラで代替しました。
(スピードアップ用のコンデンサなので15μFもいらない気がしますが。。。)

タッパーをケースにして組みこんでます。
缶はちょうどよいサイズのヘアスプレーの缶に銅箔テープを巻いて代用です。
(亜鉛箔テープのほうが良いのですが、手元に銅箔テープがあったので)
14369d1b anonymous 2023-05-15 14:25
「CB-Meerコース」をGoogle翻訳で翻訳して読みつついろいろ試してみました。「FZ Meter mk rh4」で十分実用になるようです。

ソロでやるピンチテストは反応が薄いですね。つねっている最中はフォールするのですが、1度目のリコールがSF、2度目のリコール反応なしでした。

ソロ缶もどきを使っているのですが、メータに熟練した方へ質問です。
最初TAが4ぐらいなのですが、自分の体をお腹、胸、腕と全身をなでいるとFNまたはLFBDしながらTAが2.4ぐらいまで落ちていきます。こういうものですか? 普段意識して触ることのない部位ほど反応が良いです。
66183dea Old Timer i1b5ibip3kS 2023-05-18 17:26
>>14369d1b

ピンチテストでは優しく優しくつねってみるといい。

TAは代謝や血流の影響を受けやすい。
d6cddf04 Old Timer i1b5ibip3kS 2023-05-18 17:27
1952年の終わりごろの菜園新聞を読んでみると、既にプロセスの版管理に苦労し始めていることが分かる。
02f22ac3 Old Timer i1b5ibip3kS 2023-05-20 14:08
菜園新聞第8号には、ピアノラケースについての説明もあった。
4e4f670c anonymous 2023-05-20 23:13
>>66183dea
なるほど血流の影響ですか。納得しました。
優しくつねっても反応しました。痛みが大きいとその影響で缶の握りが強くなってしまいますね。

「Meter Reads Drill Film」をキーワードに検索すると、メーターの動き説明したビデオを見つけられます。
メーターの独習が捗ります。
ea37fa35 anonymous 2023-05-21 15:52
「FZ Meter mk rh4」をマイコン(Raspberry Pi piko)で制御してみました。
秋月で手に入る部品で自動調整を実現できました。ADコンバータはMCP3424を 14bit/60SPS で使用しています。
「Ability Meter」と同等の機能を実現できそうです。

〇TA用電流計の置き換え
TA用の電流計を10kΩの抵抗に置き換えADコンバータで電圧を測ります。
0V→TA:0.95、1V→TA:6.5 として計算しLCDへ表示します。

〇TA用ポテンションメータの置き換え
TA用ポテンションメータを10kΩの抵抗と10kΩのデジタルポテンションメータに差し替えます
接続は次の通り
・TA1端子-未接続(Vssは電源としてつながっているので接続不要)
・TA2端子ーデジタルポテンションメータのW
・TA3端子ー未接続
・TA4端子-10kΩーデジタルポテンションメータのA

秋月で入手可能な MCP4018 を使いました。 128階調ですが、感度を正しく設定していればメータのセット範囲内(6メモリ)に収まります。
1024階調のものが手に入るならば、セット位置の2メモリ以内に自動調整できるようになるかと思います。

・自動調整
調整用ボタンを追加し、ボタンが押されたらデジタルポテンションメータを制御します。
ADコンバータでR9の両端の電圧を測り 350~450[mV] (おおむねセット範囲内)となるようします。
(階調数の多いデジタルポテンションメータならば範囲を狭めることができるかと思います。逆に針が荒れるようならば範囲を広げます。)


R9の両端の電圧をパソコン等へ送信すれば「Theta-Meter」のようなこともできるかと思いますが、UIを作るのは面倒ですね。
e67e49ae anonymous 2023-05-21 15:53
>>8e94bbe8
返信見落としてました!すみません。ありがとうございます!!
f8c35bbc Old Timer i1b5ibip3kS 2023-05-22 09:29
菜園新聞第8号には後の内在化ランダウンにつながる発見についての記述もある。
33f8ede4 Old Timer i1b5ibip3kS 2023-05-22 09:31
現在、聴聞で用いられる4つのフローのうち、最初に用いられ始めたのはフロー1で、次がフロー0だった。
9129bc2c Old Timer 2023-05-22 13:24
1952‍年から1953‍年のデータには後に誤りとされたものもかなりある。‍チャージの消去にはやはり手間がかかる。
b2d9d11a anonymous 2023-05-26 02:32
南無妙法蓮華経と唱え続けると元気になる、みたいなお経を繰り返すことで気分が良くなる仕組みを菜園では何か説明されていますか?
00c002fc anonymous 2023-05-27 12:10
>>b2d9d11a
2chの過去ログ「Scientology-Freezoneについて 2」の720に同じような話題があって
723でold timerさんが菜園の解釈を話してくれています。
785b2202 anonymous 2023-05-27 14:31
TA用ポテンションメータの置き換えをD/Aコンバータに変更してみました。
使ったのはMCP4726です。秋月にDIP化したモジュールがあります。
分解能が4096あり、十分な精度でSET位置へ自動調整可能です。

接続は次の通り
・TA1端子-未接続
・TA2端子ーD/AコンバータのVout
・TA3端子ーD/AコンバータのVref
・TA4端子-未接続
0efb317b anonymous 2023-05-27 19:53
>>00c002fc
過去ログ教えて頂きありがとうございます!感謝いたします!!
edb896a2 anonymous 2023-06-05 00:48
自作のメーターでメーターの反応がわかってきて、「最小の橋」が理解できるようになりました。
以前に読んだときは、ほとんど理解できず段階の飛び越しかと思い、聴聞師のトレーニングを先にしなければならないと
感じていたのですが、「リード」や「TA」に対するマスが無いことが原因でした。

ピンチテストの記載もあったのですね。
「ピンチテストでは、皮膚をつまむ力が強すぎると反応が小さくなる。適度な強さで、ほんの一瞬つまむと、LFBDが出る。」
まさのその通りで、リコールできれいにフォールしました。
6b6a1e3a anonymous 2023-06-10 11:34
「FZ Meter mk rh4」の話です。

ラルフさんのページの本文からは読み取れなかったのですが
このメーターはホイートストンブリッジが平衡したときに
針の読みが31[μA]程度になるように設計されているようです。
この値がset位置の中点になります。
(教会のメーターに比べると若干左寄りになります)

全TAにわたって平衡したときに同じ読みになるようにするには
TR3を次のように校正します。

①ラルフさんのページに従ってTR1とTR2を調整してTAが正確に計測できるように校正する。

②TAが6.5の時の針の位置を確認
・PC端子に何も接続しない
・感度を最低に設定する。
・TA用potを最大に設定する。
  (D/Aコンバータに置き換えている場合は最大値に設定)
・この状態のメータの読みを[S]とする。

②TAが最低の時の針の位置を校正
・PC端子をショートする。
・感度を最低に設定する。
・TA用potを最小に設定する。
  (D/Aコンバータに置き換えている場合は0に設定)
・この状態でメータの読みが[S]になるようにTR3を調整する。


TR3を校正すると測定したTA値からset位置にするための
D/Aコンバータの値を計算できます。

①PC端子をショートしたときのTA値を調べる
  このTA値を[A]とします。
  私が作った回路だと1.12でした。

②DACの設定値の計算
  測定されたTAの値を[T]とします。
  MCP4726の場合 D/Aコンバータの最大値は4095で計算式は以下になります。
  
  4095 × ( [T] - [A] ) ÷ ( 6.5 - [A] )
5698c9d8 anonymous 2023-06-10 11:39
教会のMark VI 以降をお持ちの方に質問です。
メータの挙動は次のようになりますか?

・針がSETにある時に感度を変更しても針は動かない(あるいはほとんど動かない)
・針がSETより左にある時は感度を上げると針が左に動く
・針がSETより右にある時は感度を上げると針が右に動く
59f3961c Old Timer i1b5ibip3kS 2023-06-11 07:56
>>5698c9d8

そりゃそうだよ。
7f3f2865 anonymous 2023-06-11 20:33
>>59f3961c
ありがとうございます。
70045c51 anonymous 2023-06-14 19:14
自作メータの件です。

銅テープで作った缶を使っていたのですが、錆びて通電が安定しないし手が黒くなります。
銅ではだめですね…

缶の素材としては錫が良いようです。
ちょうどよいサイズの塗装されてないブリキ缶とかがあれば代用になるかと思います。
あるいはブリキ板を適当な太さの芯に巻いて固定すればよさそうです。

私は銅板に錫メッキをして管状に加工しました。
03d55615 Old Timer i1b5ibip3kS 2023-06-15 09:14
>>70045c51

教会も錫箔の缶を使う。アルミでもよいとされているが、リードが少し異なるという話もある。
5611f739 anonymous 2023-06-15 18:00
>>03d55615
やっぱり錫でしたか。
教会の缶について情報を見つけられなかったので助かりました。
af8468a1 anonymous 2023-06-15 18:09
「FZ Meter mk rh4」の話です。

「R9の両端の電圧をパソコン等へ送信すれば「Theta-Meter」のようなこともできるかと思います」
と投稿していたのですが、R9の両端の電圧だと電流計の逆起電力やコンデンサの影響を受けるので、
反応が鈍いです。

SENS1端子とTA1端子の間の電圧を計測するとより正確です。
次のように等価回路を接続して10kΩの両端の電圧を測定すると、電流計とほぼ同じ値を取得できます。
 [SENS1端子] - [10kΩ] - [1.8kΩ] - [ダイオード×2] - [TA1端子]

電流計を使用せずにソフトウェアでメーターを表現するならば次のようにします。
・メータの代わりに1.8kΩの抵抗をつなぐ。
・SENS1端子とTA1端子間に10k~50kΩ程度の抵抗を接続しその両端の電圧を測る。

SENS1端子とTA1端子間の電圧は 0 ~ 電源電圧-1.5V ぐらいで SET位置だと1.23Vぐらいです。
メータが反応する範囲は、おおよそ0.2~2.3Vです。
9d955ab7 anonymous 2023-06-17 23:21
人生は一度きり、という考え方について菜園人のみなさんに質問です。

菜園で過去生を扱った人(私自身もそうですが)は、人生は繰り返されるものという感覚だと思いますが、それでも生き方、生き様という点では、上記の考え方はとても大切なもののように思えます。

過去生の経験や思考、感情を想起していくと、過去生が自らの経験であるという自覚を得られますが、前述の大切な考え方から外れてしまい、小さくまとまった人生にとどまってしまいそうに感じるのです。

今日が人生最後の日だという感覚、人生は一度しかないんだという感覚を欠くと、明日やれば良いや、今日はそこそこのところで良いや、今世はこのくらいで良いや、と未来の自分に舵取りを委ね、今を生き切ることが疎かになるのではないかという危惧があります。

我々菜園人にとっては、肉体に転生するゲームは今世をもって最後とする、くらいの覚悟を持つことが必要なのではないかと思うのです。

地球では自我は分解と統廃合を繰り返して形成されていく以上、同じ人格などというものは永久に形成されない、"私の人生"は二度とない、と今を生き切る覚悟が、次世代の新しい自我(全く同じ組成の自我ではない以上、他人と言える)の糧となるのではないでしょうか。

蒙昧な自分なりに、今を完全燃焼させる起爆剤になるような心の持ち方を模索しておりますが、みなさまはどう考えられますでしょうか?
86649b8d anonymous 2023-06-18 23:03
>>9d955ab7
私は「人生は一度きり」という考えに同意していません。
今世で何かを成し遂げようとも思っていません。

今世は「螺旋状悪循環」と表現されるサイクルを巻き戻す第一歩と思っています。
今世の目標は、来世でも巻き戻しを継続できる土台を私の中に作ることです。
焦って進めると罠にはまりそうな(誘導されるような)予感があります。

もし未読でしたら操縦士さんの「Super Scio」を読んでみたらどうでしょうか?
私は 10%も理解できていませんが、巻き戻しが進み能力を回復すれば、
今世で完全燃焼して達成するものよりも、楽しいゲームができそうな気がしています。
たとえば、明確に意識しながら、いくつもの人生を通じたゲームをすることもできると思っています。
6ac77602 Old Timer i1b5ibip3kS 2023-06-19 23:43
>>9d955ab7

「人生は一度きり」 と考える人と、菜園人とでは、生き方が違ってくるのは仕方がない。 俺自身も、次の生涯に備えることにある程度の時間を充てながら生きている。

菜園人の人生が小さくまとまるかどうかは、まぁ、それぞれの菜園人次第だろう。 「人生は一度きり」 と考える人ほどには、菜園人は肉体の死を怖れていないので、冒険的になる人もいるはずだ。

世俗的な目標を持つことが、菜園人を社会的により健全にする ―― と俺は思う。 デンマークでは国民議会の議員になった菜園人がいた。
b2ddfe10 anonymous 2023-06-27 00:11
>>86649b8d
ありがとうございます。
Super Scio、読んでみます。
eadfa812 anonymous 2023-06-27 00:15
>>6ac77602
「肉体の死を恐れていないので冒険的になる」と「世俗的な目標を持つことが菜園人を社会的により健全にする」というのは確かに納得というか、そうかもしれないと感じました。
ご回答ありがとうございました。
9d2506cf Old Timer i1b5ibip3kS 2023-06-27 11:34
菜園人は時々評価に身をさらすべきだろう。

例えば、トム・クルーズは菜園人で、世俗でも成功している。 映画作りに参加することは、クルーズの世界認識にある程度健全な均衡をもたらしているはずだ。 菜園人でなくても、優れた映画を作る人々がいるのだ。

幅度は «生徒の帽子» コースを作り出す過程で、自ら写真技術を学んでいる。 しかし、幅度は写真コンテストには参加していない。 これは実に残念なことだ。
993d7827 anonymous 2023-07-07 06:43
>南無妙法蓮華経と唱え続けると元気になる、みたいなお経を繰り返すことで気分が良くなる仕組みを菜園では何か説明されていますか?

南無妙法蓮華経であろうが、南無阿弥陀仏であろうが、オームであろうが、題目や念仏や真言その他のマントラを繰り返すことで気分が良くなるとは限らない(聴くだけで気分が悪くなる人もいる)し、気分が良くなったとして、それは、クリアリングによるケースレベルやダイナミック(パワー)の向上および回復に寄与するということとは全くの別問題です。この場合、クリアリングを、悟りや解脱(フルスペックのOT)と言い換えても同じです。

南無妙法蓮華経の題目に関して言えば、これは、凡夫僧であった日蓮の法華経信仰のイデオロギーをベースとした、人知と情緒(好み)に基づく創造の産物であり、諸法の実相に基づき、凡夫を悟り/解脱/涅槃に導く実践ではありません。南無阿弥陀仏の念仏も、真言も同様です。
b1038fee anonymous 2023-07-07 19:52
サイエントロジー教会が提供する、勉強の技術も、コンディションの公式も、アドミンのノウハウも、エシックスの技術も、何かしらの(無明と無能を誘発する)バグが含まれているものと考えて間違いないでしょう。

LRH自身が、これらの技術やノウハウを用いていたとは思われません。オーディティングの技術ですら、そうでしょう。LRH自身が秘匿(ウィズホールド)した要素や意図的あるいは無明により非意図的に含まれたバグが存在しているはずです。
22a039a8 anonymous 2023-07-07 23:21
米国の情報開示記録から知ることのできる、サイエントロジー教会と旧統一教会の共通点は、ともにCIAが支援した反共主義に基づく世界工作のための教団だということである。

違いは、サイエントロジーが19世紀から始まるMI6の純粋培養のサイキック研究プロジェクトで、統一教会が文鮮明の創設したキリスト教系の異端教団の一つだということ。
7c3df8dd anonymous 2023-07-08 08:22
>>993d7827

南無妙法蓮華経だろうが、南無阿弥陀仏だろうが、真言だろうが、「1億稼ぐ!」というアファメーションだろうが、マントラには変わりない。念仏以外は現世利益の手段であるし、念仏はあの世の利益を目的としている。

それで、マインドを欺いて、引き寄せのような一過性の所有性の向上、言い換えるなら現世利益を得たとして(念仏は現世利益が想定されていないので対象外だが)、悟り/解脱/涅槃に至る道筋で得られることになる、恒久的な所有性の向上(真の引き寄せ能力)は得られない。
f3b18207 Old Timer 2023-07-13 12:25
動作の繰り返しは繰り返すことそのものにケース改善効果があるんだよ。 経典の題目や内容は菜園の観点から見ればあまり意味がない。
題目を唱える代わりに、バットや竹刀を振り回してもいいし、空手や拳法の套路を練習してもいい。
a321e942 Old Timer i1b5ibip3kS 2023-07-14 06:00
>>f3b18207
俺が書いた。
85776f1c anonymous 2023-07-15 00:27
>>a321e942
ネテロ会長の感謝の正拳突き1万回にもケース改善効果があったのか…
1fde9509 anonymous 2023-07-16 11:27

仏教における大乗非仏説の暗黙の前提である、パーリ経典正統仏説論(パーリ経典正典論)を破折する。

一昔前の仏教学の世界においては、パーリ仏典こそ、お釈迦様(ゴータマ・シッダールタ)の唯一の直説[じきせつ]が当時のままに残された唯一の経典であることは疑い得ないものとされていた。

大乗非仏説は、パーリ仏典と大乗仏典を対比されることで、パーリ仏典の正統経典(正典)としての権威を宣揚するという目的がある。大乗仏典が誤りなのであれば、(大乗仏典ではない)パーリ仏典こそが唯一の正典なのだというロジックである。つまり、パーリ仏典を権威付けするための材料として、大乗仏典を引き合いに出しているのである。これは、パーリ仏典を引き立てるために、創作と分かりやすい大乗仏典を持ち出しているだけである。

パーリ仏典と大乗仏典の違いは、ともに後世の創作(偽のゴータマ・シッダールタ伝)であるが、パーリ仏典は創作と分かりにくい編集形式である一方、大乗仏典は創作と分かりやすい編集形式であるに過ぎない。

「あらゆるパーリ仏典はサンスクリット仏典や漢訳仏典よりも古く、ゴータマ・シッダールタ在世当時の(仏教の)教えを忠実に伝えている」という“仮説”は、21世紀現在の学会では、もはや通用しなくなっている。

下田 正弘(インド哲学者)

「『正典概念とインド仏教史』を再考する − 直線的歴史観からの開放 − 」

日本印度学仏教学会

『印度學佛教學研究 第68巻 第2号』

令和2年3月、pp.1043−1035

以下の「」内はパーリ仏典の神話である。これらは、ことごとく的外れで見当違いである。

➀「パーリ仏典およびパーリ仏典を今日に伝えるテーラワーダ(テーラヴァーダ)仏教は、お釈迦様(ゴータマ・シッダールタ)が直接説いた教えで、オリジナルの原始仏教・初期仏教・根本仏教である。

一方、大乗仏典は、ゴータマ・シッダールタの滅後約500年後に編纂された後年の創作経典である。ゆえに、仏説ではなく学ぶに値しない。」

〈破折〉

パーリ仏典の成立は、最古層でもゴータマ・シッダールタの滅後約200年、大半は仏滅後約300年から400年後に編纂されている。一方、大乗仏典はゴータマ・シッダールタの滅後約500年後の成立であり、年代的にそんなに大きな差はない。少なくとも、一方が直説で、もう一方が創作などと言えるほどの差ではない。

パーリ仏典に記されている「結集」は、自らの経典の正統性を権威付けるためのフィクションであり、史実である証拠は存在しない。パーリ仏典も大乗仏典も、同様に作者は不明である。

そもそも、宗教上の経典に限らず、昔誰かの手によって書かれた文献が、創作で書かれたものか、史実に基づく記憶によって書かれたものか、あるいは創作と記憶の混合に基づく作品かは、出土品ではわからないし、史実に基づく記憶の記録と創作を識別する方法も存在しない。ある歴史上の文献あるいは文書が、記憶に基づくものか、創作に基づくものかを識別する確実な証拠を得る方法というものは、文献学では原理的に存在しない。それらは、いくら文献を眺め読み込んだとしても、仮定ができるのみで、実際のところはわからない。つまり、経典の真偽は、文献学的には答えの出ない問題である。

➁「ゴータマ・シッダールタはパーリ語で教えを説かれた。それがそのまま口伝され、誤りなく書き記された経典はパーリ仏典およびテーラワーダ仏教のみである。ゆえに、パーリ仏典はゴータマ・シッダールタの直説[じきせつ]にして金口[こんく]である。

一方、大乗仏典はサンスクリット語や漢語などに翻訳されている翻訳経典であり、ゴータマ・シッダールタの教えが正しく伝わっていない。」

〈破折〉

パーリ語もゴータマ・シッダールタの用いたオリジナルの言語(自然言語)ではなく翻訳言語であり、サンスクリット語と同様に、経典翻訳用の人工的言語である。テーラワーダ仏教では、とにかく時代が古いことが真実の証拠だとするが、漢訳の大乗仏典においてはパーリ語よりも古い翻訳も存在する。ゆえに、古さを正統性の唯一の基準として争うなら、パーリ仏典は大乗仏典にいくらでも負けてしまうことになる。

K.R.ノーマンおよびO.フォン=ヒニュニーバによれば、現在利用可能なパーリ語仏典の写本は、ほとんどが18世紀から19世紀のものであり、極めて近年のものである。

(von Hinüber 1983,78; 1994,188; Geiger and Norman 1994,XXV)

しかも、これらのパーリ仏典の写本がどのような過程をたどって現在に至ったのかについての情報がほとんど存在しないため、近代(18・19世紀)以前のパーリ仏典の足跡は、パーリ仏典の写本自身からは知り得ない。

皮肉にも、漢訳の大乗仏典のほうが歴史的資料としての価値は高いと言える。漢訳の大乗仏典の諸経典は、『道安録』を起点とするなら4世紀以降のパーリ仏典の写本よりよっぽど古い時代から、その翻訳状況の記録とともにその伝承過程が記録されている。パーリ仏典の歴史的資料としての価値には、漢訳仏典と比較しても、かなり限界がある。パーリ仏典が、唯一の正統仏典(正典)などとは、とても言えない。一昔前は、パーリ仏典こそ、唯一のお釈迦様(ゴータマ・シッダールタ)の直説[じきせつ]が記された経典であると言われていたが、実際に研究が進むと、全く事実は異なっていたのである。

そもそも、実在のゴータマ・シッダールタの沈黙の説法(いわゆるテレパシーだが、テレパシーを超越した思考の直接的伝達、概念的理解及び完全なデュプリケートをもたらす)は何語でもないのだ。


➂「パーリ仏典は、死後の世界等の形而上学的な事柄や神秘的な事柄を一切説いていない。ゴータマ・シッダールタは、人間の死後の問題を戯論[けろん]と断じ、無記[むき]を唱えてお答えにならなかった。このように、パーリ仏典は、因果の道理や諸行無常を説いた、論理的で科学的な教えである。パーリ仏典には、当たり前のことが当たり前に説かれている。ゆえに、ゴータマ・シッダールタの教えは、宗教ではなく哲学であり、現代的も納得できる常識的なものである。

一方、大乗仏典は、パーリ仏典と説かれている中身が乖離[かいり]しており、荒唐無稽であり非科学的である。信ずるに値しない。パーリ仏典と異なる(相反する)ことを説いている大乗仏典は、非科学的・非論理的な非仏説である。」


〈破折〉

例えば、パーリ仏典群において、ダンマパダ(法句経)やスッタニパータにも来世は説かれているし、空中に浮かんだ、生前に極悪人だった死霊が霊的な鳥に霊体を食いちぎられる様子なども説かれている。パーリ仏典において、来世や輪廻転生は自明の理であった。それだけでなく、“物理的な”空間としての地獄の有様が詳細に説かれている。

大乗仏典はパーリ仏典のコンテンツをベース(前提及び材料)としているために、パーリ仏典正典論が生じた。パーリ仏典と大乗仏典は、表現形式が異なるだけで、どちらも後世の創作である。両者の違いは、パーリ仏典は教義をゴータマ・シッダールタを用いた言葉で表現し、大乗仏典は教義を視覚的かつ文学的に、つまり、ドラマチックに表現しているということである。大乗仏典は奇想天外で荒唐無稽だから偽の経典で、パーリ仏典こそが唯一の正典であるという桐山・阿含宗並の主張は、既に時代遅れである。

大乗仏典の奇抜さは、教義の視覚的な表現である。しかし、「事実は小説より奇なり」である。現存するどの仏典にも、ゴータマ・シッダールタの雄弁な沈黙の説法(「沈黙は言葉以上に雄弁に語る」)も、千里眼を用いて入門者をターゲティングしたことも、解脱者の不食能力ゆえに托鉢は形式的なもので、本来は不要だったことも書かれていない。

もちろん、パーリ仏典が仏教の正典たり得ないからといって、大乗仏典が仏教の正典たり得ることにはならない。

大乗仏典には諸仏という言葉が存在するが、パーリ仏典においてさえ、仏(仏陀)という言葉は固有名詞(ゴータマ・シッダールタ)のみではなく、複数形の普通名詞としても用いられていた。ゆえに、究極的には、経典の価値は誰が書いたかではなく、書かれた内容が真実・真理に即しているか否かで決まる。

しかし、今日に至るまで、現存するパーリ仏典及びテーラワーダ仏教と大乗仏典及び大乗仏教ともに、凡夫をして一生涯の間に解脱/悟り/涅槃に至らしめるという、宗教的な実証(正法たる現証)は存在しないのである。
e2ac0dc8 anonymous 2023-07-17 20:41 1689594101.jpg (74KB)
ラルフさんの回路を参考に計装アンプを使ってメーターを作りました。
検証用に作ってみたのですが、普通に使えました。

〇VR1:
 トーンアーム用のボリュームです。
 22kΩの抵抗とブリッジを作ることで、BカーブのボリュームとTA値がほぼ比例します。
  ボリューム最小≒TA1
  ボリューム最大≒TA6.5
 50kΩがバランスが良いと思いますが、Bカーブならば10~100kに差し替え可能です。

〇VR2:
 感度設定用です。約2.9~56倍まで設定できます。
 Aカーブでないと使いにくいかと思います。

〇D1,D2:
 省電力整流用のダイオードなら何でもよいかと思います。
 このダイオードで出力をカットし、セット位置を約31μAに調整しています。

〇その他
 ・校正は不要です。
 ・回路の信頼性はボリュームの安定性にかかっています。
 ・電源を4.5[V]としていますが3~5[V]ぐらいまで使えます。
 ・秋月で入手できるAD623を使っていますが、AD8226も使えるかと思います。
  その場合、ピンの配置に注意して感度設定用の回路を変更する必要があります。
  LT1167は負電源が必要なので使えません。
bca813cf anonymous 2023-07-17 20:49
>>e2ac0dc8

LM385の極性が逆でした。
3cebbab4 Old Timer i1b5ibip3kS 2023-07-21 06:49
仏教に関しては、キリスト教などと同様に、実践上でいろいろ試してみるしかない。

シッダールタが否定した苦行をまだ実践している宗派もある。 シッダールタは苦行を否定しているようだが、シッダールタが何らかの悟りに至った過程には苦行が含まれている。 他のやり方でうまく行かないなら、シッダールタがやったことを模倣するのは方法論として検討の価値がある。

シッダールタが有していたとされるいくつかの超常能力の獲得を重視する宗派もある。 菜園もこの流れから出てきた宗教だろう。
254c62bd Old Timer i1b5ibip3kS 2023-07-21 07:22
菜園では1976年版の技術資料が幅度存命期間中の最新版で、1991年版からだもう改竄が含まれていると考えられる。 現在の教会での実践は古参の菜園人が実践していたものとは異なる個所が多い。 技術フィルムなどで幅度が作ったものはもう使われていない。

現代の菜園すらこうなんだから、シッダールタが世を去ってから200年後の最古層のパーリ語経典も、シッダールタの教えをどれくらい忠実に反映しているのかは大いに疑問の余地がある。
fddd521a Old Timer i1b5ibip3kS 2023-07-21 09:58
そもそも、悟りやコグとは何か? これは例えば、 「一切は苦である」 のような人生観や世界観で、その応用が時に優れた技巧はたまた超能力のように見えることがある。 何かについて悟った人は、その悟りを言葉で説明できる。 しかし、相手がその悟りをすぐに実践できるのではない。 実践には、幾多の錯覚を乗り越える必要がある。

2007年にとある自由領域菜園人が自殺した。 彼には女性に 「モテない」 という悩みがあったらしい。 俺にも同様の悩みがあったので、 Waste-Have を10年以上実践した。 Waste-Have は低いグレードの一部分で、クリアーや準OTが実践するプロセスとしてグレードが低すぎるように感じられるかもしれないが、悩みがある分野では謙虚になるべきだ。

2019年に48歳になった俺に19歳の彼女ができた。 2023年現在、18歳の彼女がいる。

この件についてのコグは…

・「モテない」 男/女 は理想が高すぎて、話し相手が少なすぎる。

…というものだ。 しかし、このコグをいくら説明しても、 「モテない」 男や女が 彼女/彼氏 を作る助けにはならないだろう。 彼らはたぶん 「そんなことはもう分っているよ!」 みたいなことを言う。 Waste-Have のやり方を教えるしかないのだ。

Top of this page. | <<last <<new 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 old>>

limit: 15360KB

(Freezone/9731/18.6MB)

Powered by shinGETsu.