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e0325a5c anonymous 2016-05-16 18:44

唯物論の見直し

LRHは、マルクスや唯物論哲学について終始批判的であった。

しかし、レーニンの『哲学ノート』を読んでみよう。

「人間の意識(認識)は、客観的世界を反映するだけでなく、それを創造しもする。すなわち、世界は人間を満足させず、そして人間は自己の行動によって世界を変えようと決心する。」

ここで、レーニンは、意識(主観)は主体性をもっていると述べている。主観が、自己運動を行う客観的実在の「脈動」に接近していくとき、そこで生まれる思考は実在の真理に近づいていく。

しかし、客観に接近していこうとする人間の主観が、自分のまわりに現実としてつくりだされている世界を見たとき、それに満足できない自分を発見するだろう。そして、意識はそれを変革し、新しい現実をひとつの客観性として創造しようとする。

このレーニンの哲学は、ほとんどセイタンの不滅性と創造力を肯定するサイエントロジーの哲学と同等であると言える。

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