IT雑談

9a9e1274 anonymous 2013-06-08 10:54
米国家安全保障局:ネット企業から情報収集

毎日新聞 2013年06月07日 11時07分(最終更新 06月07日 16時50分)

 【ワシントン西田進一郎】米紙ワシントン・ポスト(電子版)と英紙ガーディアン(同)は6日、米国家安全保障局(NSA)と連邦捜査局(FBI)がグーグルなど米国の主要インターネット企業9社の中央サーバーに直接入り込み、電子メールや映像、文書などを収集している、と報じた。ガーディアンはこれに先立ち、NSAが米通信大手ベライゾンの顧客の通話記録を極秘収集していることも報じた。テロ対策の一環で、対象は数百万人にのぼるとみられる。

 極秘であるNSAの情報収集活動が明らかになるのは極めて異例。米市民団体は「罪のない市民の監視は、人権侵害だ」と強く批判している。

 両紙によると、インターネット企業からの情報収集は、初めて明るみに出た「PRISM(プリズム)」と呼ばれるプログラムを使用。グーグル▽アップル▽マイクロソフト▽ヤフー▽フェイスブック▽スカイプ−−など9社のサーバーに入り込み、情報を収集していた。集められた情報は、2012年の1年間に、大統領への定例報告1477件で使用されていた。

 内部文書によると、プリズムは07年に作られ、同年にマイクロソフトからデータ収集を始め、08年以降次々と対象企業を広げた。企業側の協力を得ているとしているが企業側は取材には否定している。

 一方、現在の通話記録収集はテロ関連の極秘事案を担当する「米外国情報監視裁判所」が4月25日付で出した命令書に基づいて行われている。ガーディアン紙が入手した命令書によると、ベライゾンは7月19日まで、米国内や米国と国外との通話記録すべてをNSAに提出する必要があるという命令書で、発信元や相手の電話番号、通話時間などの提出は命じているが、通話内容は入っていない。テロ対策のためブッシュ前政権が導入した「愛国者法」が根拠だ。

 アーネスト大統領副報道官は6日、「テロの脅威から国民を守るため」と主張。上院情報特別委員会のファインスタイン委員長も、過去7年間続けられてきた「合法的活動」だと擁護した。
http://mainichi.jp/select/news/20130607k0000e030182000c.html

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