CQ出版のオマケ攻勢について語る

f54b08e1 anonymous 2008-03-29 03:52
FRマイコン基板を買ってみたのだけど、こりゃ凄いボードだな。
USBが3本もついていて、ホスト側、ターゲット側、の2つのポートに加え
さらにもう1本のUSBはシリアルポートのかわりだそうだ。

VGAコネクタなんかもあって、何に使うのかと思ったら、
VGA(640x480)からXGA(1024x768)までアナログRGBを出力する機能がある。
ワンチップマイコンでPCのディスプレイを動かすビデオコントローラまで内蔵?

組み込み用でワンチップマイコンでメモリが少ないのに
XGA解像度なんてどうやって表示するんだと思ったら、
昔のX1にあったPCG機能がRAMではなくてFlashに載っている感じで、
キャラクタを敷き詰めて表示する方式らしい。

オンボードでDC-DC載ってて5V入れれば勝手に3.3Vもコア電圧2.5Vも作るし
なかなか至れり尽くせりだな…ってぉぃ、
USBを動作させるクロック(48MHz)が実装されてないぞ!
32.768kHzの時計用クリスタルも未実装、これは必須というわけではないからいいけど
追加部品なしでは使えないとはいえ、USBぐらい自由に使えるようにクリスタル載せとけって感じだ。

このボード、セラロックを採用しないでクリスタルを幾つもメーカーに出させるのは
難しかったのかもしれない。
このテの付録基板はメーカーから部品を無償提供してもらって作るそうで、
常に必要なだけの部品を簡単に投入して作るわけにはいかないんだとか。
そういう大人の事情があるにしても、なんか微妙な構成になっているな。

しかし毎年毎年、付録基板で何発も企画を打てるということは、
協力してくれる所は多くて、それなりに販促になってるらしい。

でも、日立のSH2とアナデバのARM7は本当に販促になったかどうか怪しいな。
あんなひどい基板に実装したのではマイコンがかわいそうだ。

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(CQ出版のオマケ攻勢について語る/41/1.1MB)

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