書き込みテスト

3962a719 nobu 2010-07-19 17:48
「きょうもやっとおわりか」
駐車場に向かいながら、ひとりつぶやく。
連日の会議も、やっとひと段落着いた。まあ、仕事とはいえ毎日たいした内容でもないことを9時ごろまで打ち合わせしなければならないのも考え物だ。

会議は相手先の事務所で行われるが、駐車場がないため、近くのスーパーの駐車場の端のほうへとめている。この辺は田舎だからか、9時になればほかに止まっている車はない。
5月に入ったとはいえ、まだ夜は肌寒い。

「ちょっと、もよおしてきたなあ・・」

車の陰へ、そっと身を隠す。近くにトイレなんかないが、この時間には誰も来ないだろう。ここで用足ししてしまおう。

自分の物を取り出し、まさに出そうとした瞬間。

「あ、たちしょんしてるぅ~」

上のほうからかわいい声が。反射的に上を見上げると、女の子がこちらを見ていた。どうやら、この擁壁の上は通路になっていたようだ。
まずいかな・・とも思ったが、こちらも限界だ。見る限り、その子しかいないようだし・・
「もうがまんできないんだよ」
と一言言って、ちょろちょろと出してしまう。

「あ~、ほんとにおしっこしてる~」

その子は、逃げるでもなく怒るでもなく、その場所からじっとこちらを見ている。

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