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11aa0032
anonymous
2007-02-09 20:37
- ★星くずのブーメラン=金子秀敏
・「スペースデブリ」と言えば、宇宙に放置された人工衛星やロケットの破片である。宇宙ゴミとも
言われる。中国がミサイルを使った衛星撃墜実験を行ったら、握りこぶし大のスペースデブリ
517個が発生した。人工衛星や宇宙ステーションに衝突したら大事故になるという。
日本政府はこのデブリで中国を非難した。確かにデブリの発生は問題なのだが、よく考えると
デブリはブーメランのように日本自身に戻ってくる問題でもある。
なぜなら、宇宙空間を飛んでくる敵のミサイルを迎撃ミサイルで爆破するという米国のミサイル防衛
(MD)システムに、日本は資金面、技術面で協力しているのである。
ミサイル防衛に反対する米国の科学者たちは「迎撃は大量の宇宙ゴミを出すので低軌道を使う
人工衛星が永久に使えなくなる」と警告している。中国製のデブリが悪いなら、ミサイル防衛で
出る米国製デブリも非難されなければならない。
ではデブリの出ない衛星攻撃兵器ならいいのか。米国が公表した資料によると中国が研究して
いるのはミサイルによる衛星撃墜だけではない。「米国の衛星は最近、中国から地上レーザーの
照射を受けたが、損害はなかった」という。中国はデブリの出ないレーザー兵器も研究しているのだ。
完成しているかもしれない。
かつて米国とロシアが弾道弾迎撃ミサイル制限条約を結んでいた当時、ミサイルによる衛星攻撃は
禁止されていた。レーザー兵器はそれに代わって開発された。
地球の周りには日本の衛星も回っている。破壊されては困る。日本が中国に申し入れるべきは
衛星攻撃兵器の禁止ではないだろうか。
だが、これもブーメランである。衛星のミサイル攻撃を禁じた条約を一方的に破棄したのは
米国のブッシュ大統領である。ミサイル防衛に不都合だったからだ。
一方、ジュネーブ軍縮会議で衛星攻撃兵器の禁止を提案してきたのは中国だ。米国は反対した。
日本が中国の宇宙軍拡に反対するなら、ミサイル防衛にも反対しなくては筋が通らない。(一部略)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/kaneko/news/20070208dde012070032000c.html
こいつの言ってることが、さっぱり分からん?誰か説明してくれ。
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